森の日々

自然の中で気がついたことをのこしています

ミソサザイ

 

私たちが越してきた翌春から

我が家に巣を作り出した野鳥 ミソサザイ

それから毎年のおつきあい

 

ミソサザイは 日本では一番小さな野鳥です

高らかなさえずりは美しく

この辺りでは 立春と同時くらいに

さえずりが森に響くようになります

 

 

そして 

我が家の主となるアオダイショウさん

家の周辺のネズミを食べてるヘビ

我が家での営巣に昨年気がついたようで

ベランダに 

それはもう何度も何度も

やってきては雛を狙っています

 

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今年初 アオダイショウさんのお出ましに

我が家は騒然!!!

 

でも 

そぉっと そぉっと ヘビを見守ります

虫を咥えてご帰宅のミソサザイさん

すぐにヘビさんの存在に気がつきます

 

巣へは帰らず いったん飛び去り

今度は 警戒したさえずりと共に戻ってきて

ヘビさんの近くにとまったり 飛んだりを

しばらく繰り返しました

 

その警戒音を聞きつけて

また別の野鳥が 我が家の様子を見にきます

今年は ミソサザイの他に

ジョウビタキ シジュウカラなど

家とこの周辺に巣を作っている様子

飛んできたのは

私がベランダにいても そばに平気でとまってしまう

いつものシジュウカラさんでした

 

今日の所は ヘビさんがご帰宅

日本全国暑くなったようですが 

ここは風が午前中には冷えてきたこともあって

活動は控えたようです

 

お腹のすいたヘビさん

生きるためには食べなくてはなりません

 

苦労して巣を作っているのを

何ヶ月も見てきている 私たちは

小鳥たちに つい肩入れしてしまいますが

ヘビさんだって 食べなくては

明日に命をつなげません

 

 

不思議なほどに

年を重ねるごと

野鳥が 家に住み着く数が増えていき

今ではカラスともお知り合い

小鳥たちも 私たち家族が住んでいることを

承知の上で住み着くので

うまい具合に棲み分けができています

 

野鳥って 

もっと警戒心がいものだと

思い込んでいたので

驚くことが多いですが

現実にはフレンドリーなので

こんな感じでおつきあいできるんだと学ばされます

 

 

餌付けという発想すらないほど

野鳥に無知なままここで暮らしだしました

 

野鳥とのおつきあいは

ある日 外に出ておいで って

野鳥たちが 窓をノックして

たくさん家の周りを飛んでいるので

ベランダに出たのが始まりでした

 

森の中で どなたかが

野鳥たちに餌付けしているのかも知れませんね

 

今年も ヘビと野鳥の攻防を

近くでそっと見守っていくことになりそう

なるべくなら 

ヘビさんとはご対面したくないから

気が重いというのが正直な気持ちだけれど

共に生きる命

一緒に生きて参りましょう♪